西陣さん、お疲れ様でした。

こんばんは。ウエキです。

事前に情報を知っていた人もいるかと思いますが、あの老舗パチンコメーカー西陣さんが、本日廃業を発表しましたね。

非常に残念でなりません。(明日は我が身。。。

私の世代だと、西陣さんのモモキュンソード初代(の甘デジ)にはよくお世話になりました。たぶんオリジナル版権だったとは思いますが、コアなファンも結構いたと思います。

甘デジとかの稼働はそこまで悪い印象はなかったですが、やはり台数が売れないと売上がたちませんから、厳しかったんでしょうね。

もってるコンテンツもそこそこのアニメ版権とかありましたし、いろいろ挑戦的なスペックも出してきていただけに、台数につながらなかったのは残念です。

P刀使ノ巫女という機種について

西陣さんの機種で最近の技術を特に盛り込んだ機種といえばやはりP刀使ノ巫女ですね。

当時としては、初の技術が盛り込まれていましたし、今後スマパチ開発とかでとても参考になる機種です。

この機種には「絶対領域」と呼ばれるRUSH期待度が2倍になる左打ちの特殊ゾーンが大当り後にくる仕組みが入っています。

一般的には潜伏STみたいな印象だったり、それなら、素直に時短でやってほしいとかあるとは思うんですけど、仕組み的にはC時短を上手く活用したものになっています。

絶対領域という特殊ゾーン中は時短状態ではあるんですが、電チューが開かない時短状態、つまり左打ちする時短状態になっています。

そして、時短状態のみC時短を抽選できるようにしている形となります。

これにより、大当りとC時短の合算でRUSH期待度が2倍になっているっていう感じなんですね。

アズレンみたいに、大当り確率をもっと軽くして、定期的に、絶対領域へ突入させて、C時短を経由してRUSHに昇格するような、絶対領域に振り切った形とかにしたらもっと楽しめた感じはあるかもしれませんね。

どうしても1/199とかの初当りはひかないといけないってなると、少し遠く感じてしまうところです。

昔よくあった1種タイプの潜伏STとかはST回数が固定なので、回数振り分けとかは持てなかったんですよね。また、確変状態なので、大当り確率が上がってしまって、左打ちしないといけないストレスの割には、あんまり辛くならないってこともありました。

C時短は出玉なしで時短を付与できるので、当選率の割には、辛くできるということで、遊技者にとっても、ホールにとっても良い感じの感覚を作りやすい可能性はあると思ってはいます。

昨今のパチンコにおいて、通常時は重たい初当りを待つだけの退屈で似たようなゲーム性が多く、むしろなにも起こさなくしている機種もだいぶ増えてきて、このへんはかなり課題ですね。

こういった課題を打開できたところは、1つ抜け出せるかもしれませんね。

C時短という要素はこの突破口を開くためのキーになる!(キーにする!?)

と思っている今日この頃です。

それではまたお会いしましょう。

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