同じ信頼度でもハズレる演出と当たる演出

こんばんは。ウエキです。

信頼度付けるのは、パチンコ制作における楽しい部分でもあり、難しい部分でもあります。特に激アツ演出っていうのはとくに悩みます。

激アツ演出って結構こだわって作ってたりする部分なので、打ってたら見たいっていう想いもありつつ、これハズレたらうざいよなって思って信頼度上げたい想いが交差したりします。

最初は信頼度80%にしてたけど、いろいろ試打していく中で、もっと見たいという意見に答えて、信頼度を下げたりして、結果市場でハズシまくって叩かれるとかはあるあるだと思います。その逆もあって、ハズレすぎっていう意見を元に信頼度上げたら、全然でなくなって、誰からも認知されない演出になってしまうとか。意外とバランスよくいかなかったりします。

それを補うのが、遊技者カスタムなわけですが、この話はまた今度にしましょう。

信頼度のところに戻りますが、結構、メーカー毎とか担当者毎で、信頼度の考え方がまちまちだったりして、ざっくり信頼度だけは合わせていたりはするんですが、それでもハズレる演出と当たる演出が生まれてきます。

信頼度70%の演出だけど、ハズレるって言われたり、当たるって言われたりする理由をいくつか紹介します。

・出現率が高いのか低いのか

出現率が高いと信頼度70%だとハズレる感覚よりになってきます。出現率が低いと当たるよりの感覚になってきます。この辺は不思議ですね。

・展開が同じなのか違うのか

信頼度70%の演出が発生したとして、その時はいつも同じ展開だった場合は、ハズレる感覚になります。逆に、いろんな展開がある場合は、当たる感覚になります。いろんな展開というのは、他のリーチへ行くとか、擬似1のときもあれば、擬似3のときもあるとか、他の要素で信頼度を予想できる状況のことです。これがなかったから駄目だったとか、そういった予想がたつような構成になっていると、信頼度70%の演出そのものの感じる信頼度を担保しやすい印象になります。

・重なる抽選としているのかしていないのか

人間は信頼度を積み重ねて計算しがちなので、熱い演出が重なれば重なるほど熱いと認識します。そういった感覚をしっかり演出抽選に組み込んで、いくつか重なったら当たり確定にするとか、そういった配慮をしている演出抽選の組み方をしている機種もあります。どの激アツ予告も単発単発で抽選していると全部重なっても、ハズレる可能性があり、確かにハズレづらいのは間違いないですが、ハズレを引いた時点でショックは大きいはずです。

抽選の組み方に関連した話で、抽選順は機種ごとでいろいろ考えていたります。その時に、激アツの予告を最初のほうに抽選することで、信頼度を正確に担保することができ、その激アツ予告の有無を元にその後の展開を作ったりもできます。また、それぞれの変動パターンごとに最低の信頼度として70%としているのか、全変動パターンを合算して、トータルして70%としているのかでも大分印象が変わってきます。

これはどういうことかというと、激アツ予告がでて、〇〇SPへ行った場合は50%だけど、△△SPに行った場合は90%で、合算して70%とするのか、とにかく激アツ予告がでれば、どのSPに行っても最低で70%の信頼度があるのか、ということです。

これも抽選の組み方次第にはなりますし、割と好き好きというか、どっちの方が良いというものでもなかったりします。

激アツ予告がでても、弱いリーチに行ったらやっぱり弱いとか、逆に弱いリーチに行ったらめっちゃ熱いとか、その辺はさじ加減なわけですが、いろんなルールの作り方もありますし、機種の味にもなる部分です。

とりあえず、抽選の話が長くなってしまいましたが、信頼度の感じ方は演出頻度や抽選の組み方で全然変わるってことですね。

激アツ予告に出会ったときに、どういう風に組んでるやつなのかなって考えてみると面白いかもしれません。

またお会いしましょう。

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